寒天とところてんの関係

ところてんは、寒天から作られ寒天の方が歴史が古いと思われてがちですが、実は寒天よりところてんの方が歴史が古いのです。最近は一般に出回っているほとんどのところてんが寒天(粉末寒天)から造られていると言われていますが、ここでは寒天についてお話していきます。


寒天は江戸時代に美濃屋太郎左衛門が発明したといわれ、当時残ったところてんを屋外(屋外は厳寒だった)へ捨てたところ、それが凍り放っておくうちに水分が抜けて、やがて乾燥して「ところてんの干物」となりこれが寒天と呼ばれるようになりました。つまり「ところてん」を寒晒ししたものが「寒天」です。現在の寒天は天草の他にオゴノリ等、数種類の海藻を使って作りますが、天草だけを使って作った寒天が高級とされています。


寒天を造るには、(ところてんを)凍結と乾燥を繰り返す必要がある為、日中はよく晴れ夜間は零下になることが大切です。そこで信州地方の気候が最適で、主に寒天は信州地方で冬場に製造されています。寒天は冬の風物詩なのです。


※豆知識:「寒天」の名付け親は、隠元(いんげん)というお坊さんだといいます。隠元は「インゲン豆」の名付け親でもあります。

 

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